春の訪れとともに茨城県が誇る2つの魅力「ひたち海浜公園のネモフィラ」と「那珂湊(なかみなと)おさかな市場」。
青い花々が一面を彩る絶景と新鮮な海の幸が並ぶ市場。この2つのスポットを巡る旅は、自然の美しさと地元の新鮮な海鮮料理を存分に楽しむことができます。
本記事では、ひたち海浜公園のネモフィラ&那珂湊のおさかな市場を満喫するためのお得なチケット情報や便利なアクセス方法を含め、より充実した観光を楽しむための情報を詳しくご紹介します。
春の茨城を満喫する旅の参考に、ぜひ最後までお読みくださいね!
ひたち海浜公園と那珂湊は車で20分の距離!
ひたち海浜公園と那珂湊おさかな市場は車で約20分程度の距離にあるため、1日で自然とグルメの両方を満喫できます。
ひたち海浜公園へは、JR常磐線の勝田駅で下車し、路線バスもしくはひたちなか海浜鉄道湊線+シャトルバスで向かいます。
車で訪れる場合は、常磐自動車道を利用して「ひたち海浜公園IC」で降りると便利です。
一方、那珂湊おさかな市場へは、公園から車で約20分の距離にあります。
電車の場合、ひたちなか海浜鉄道湊線の那珂湊駅で下車し、徒歩10分ほどです。
効率的に2つの観光地を巡りたいなら、後述する「ひたち海浜公園入園券付き湊線1日フリー切符」やレンタカーの利用を検討してみるのがおすすめです。

数人で行く場合、レンタカーを借りると交通費が節約ができますね。
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どちらも魅力的なスポットなので、せっかくなら欲張って2箇所とも楽しんじゃいましょう!
ひたち海浜公園について

春の茨城を代表する景色といえば、ひたち海浜公園のネモフィラ畑。
この時期、公園内の「みはらしの丘」は約450万本のネモフィラで青一色に染まり、訪れる人々を魅了します。
天候や気温によって変動しますが、ネモフィラの見頃は例年4月中旬から5月上旬となっています。
開園時間すぐに訪れると観光客も少なく、柔らかな朝日が美しく照らしたネモフィラの写真撮影ができます。
また、公園には多彩な施設が揃っており、レストランで地元の食材を使った料理を楽しむことも可能。
お土産にぴったりのネモフィラモチーフの商品もたくさんあります。

一年に一度だけ見られる絶景を、ぜひご自身の目で堪能してくださいね!
せっかくの素敵なネモフィラの風景。
自分の目でしっかりと楽しみつつも、素敵な写真も残しておきたいですよね。
そんなときは、360°撮影もできるアクションカムがおすすめ!
360°カメラは、画角を考えずに気軽に撮影でき、後から好きな画角を選べるので便利です。

ひたち海浜公園でも、360°カメラを持ちながら散策している人をちらほら見かけました!
公園概要

名称 | 国営ひたち海浜公園 |
---|---|
所在地 | 茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4 |
公式サイト | https://hitachikaihin.jp |
開園時間
季節によって異なりますが、以下のように設定されています。
期間 | 開園時間 |
---|---|
3月1日〜7月19日 | 9:30〜17:00 |
7月21日〜8月31日 | 9:30〜18:00 |
9月1日〜10月31日 | 9:30〜17:00 |
11月1日〜2月末日 | 9:30〜16:30 |
なお、GWで混雑が予想される日などは、7:00に開園予定とされている日もあります。

2025年の場合は、4/27(日)・4/29(火)・5/3(土)・5/4(日)・5/5(月)が7:00開園の日となっています。
休園日
- 毎週火曜日(火曜日が祝日にあたる場合は直後の平日)
- 12月31日、1月1日
- 2月の第一火曜日の前日から直後の金曜日まで
また、以下の期間は毎日開園しています。
時期 | 期間 |
---|---|
春期 | 3月26日〜5月31日 |
夏期 | 7月21日〜8月31日 |
秋期 | 10月1日〜10月31日 |
冬期 | 12月25日〜30日、1月2日〜7日 |
※開園日および休園日、開園時間については都合により変更になることもあります。
入園料
年齢 | 一般 | 2日通し券 |
---|---|---|
大人(高校生以上) | 450円 | 500円 |
シルバー(65歳以上) | 210円 | 250円 |

入園料は、現金のほかキャッシュレス決済サービスでも支払えます。
季節料金
ネモフィラ/コキアの見頃時期は、通常時の入園料に加えて季節料金が必要です。
適用期間 | 春季:2025年4月4日(金)~5月6日(火・振) 秋季:2025年10月のうち数日(予定) |
---|---|
季節料金 | 入園料+350円 |
入園料+季節料金を合わせた料金
年齢 | 一般 | 2日通し券 |
---|---|---|
大人(高校生以上) | 800円 | 1,200円 |
シルバー(65歳以上) | 560円 | 950円 |

このほか、無料入園日となる日や障がい者が入園無料となる条件、年間パスポートなどもあります。気になる方は公式サイトを調べてみてね!
駐車場
ひたち海浜公園には3つの駐車場があり、合計4,350台もの車が収容可能です。

駐車料金
駐車料金は車種によって異なります。
車種 | 料金/1日 | 備考 |
---|---|---|
大型車 | 1,800円 | 車体総重量8トン以上、最大積載量5トン以上、又は乗車定員が30人以上の自動車 |
普通車 | 600円 | 上記以外の自動車 |
二輪車 | 300円 | 自動二輪車及び原付自転車 |
このほか、年間パスポートの提示による割引や駐車場券付年間パスポートなどもあります。

西駐車場・南駐車場では、電子マネーでの駐車料金の支払いが可能です。
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公共交通機関でのアクセス

電車でひたち海浜公園へ行く場合、大きく分けて以下の2通りの行き方があります。
- JR常磐線 勝田駅から路線バス
- ひたちなか海浜鉄道湊線 阿字ヶ浦駅から無料シャトルバス
JR常磐線 勝田駅から路線バス
JR常磐線 勝田駅から路線バスに乗るのが、一番シンプルな行き方となります。
ただし、ネモフィラの見頃の時期はバス停が混雑していたり、道路が渋滞しているなどで到着時間が遅れる可能性もあるので注意しましょう。
ひたちなか海浜鉄道湊線 阿字ヶ浦駅から無料シャトルバス
JR常磐線 勝田駅からひたちなか海浜鉄道湊線に乗り換えて阿字ヶ浦駅から無料シャトルバスに乗る方法は、混雑を回避したい場合におすすめの行き方です。
お得な入園券付きチケット
「ひたち海浜公園入園券付き湊線1日フリー切符」を使えば、往復電車代と入園料がお得になるだけでなく、途中駅の那珂湊で降りて海鮮市場で有名な「おさかな市場」を満喫することもできます。
年齢 | 料金 |
---|---|
大人(高校生以上) | 1,600円(割引販売中は1,200円) |
シルバー(65歳以上) | 1,500円(割引販売中は1,100円) |
ひたち海浜公園の「ネモフィラ」と一緒に那珂湊の「おさかな市場」も楽しみたい方は、こちらのフリー切符がおすすめです。

「ひたち海浜公園入園券付き湊線1日フリー切符」は、JR勝田駅からの乗り換えの際にひたちなか海浜鉄道湊線の改札で購入できます。(現金支払いのみ)
ネモフィラ観賞のベストシーズンはいつ?

開花時期
通常、ひたち海浜公園のネモフィラは4月中旬から5月上旬が見頃となっています。

2025年は4月21〜24日が見頃です!
おすすめの時間帯
早朝の時間帯は観光客が少なく、写真映えする景色をゆっくり堪能できます。
「みはらしの丘」で青い花の絨毯を眺めた後、公園内のカフェで軽食をとるのも良いですね。

ネモフィラ見頃の平日12時前後では、ネモフィラソフトが大人気で出店に行列ができていました。
また、この時期は菜の花とネモフィラのコラボレーションもとても美しいです。

那珂湊おさかな市場について

茨城県の海の恵みを味わうなら、那珂湊おさかな市場が外せません。
ここでは新鮮な魚介類が豊富に揃い、観光客と地元住民の両方に愛されています。

市場内では、生牡蠣、ホタテ・サザエ・エビ・イカなどの海鮮焼きなどの出店も多く、お気に入りの一品を見つけて食べ歩きをするのも楽しみの一つです。


活気溢れる雰囲気を見るだけでも、旅の思い出になること間違いなし!
購入した海産物はクール便で自宅に送ることもでき、気軽に持ち帰ることができます。
ひたち海浜公園からも行きやすく、地元の味覚を存分に堪能できる那珂湊おさかな市場にも、ぜひ足を運んでみてくださいね。
お土産として新鮮な魚を持ち帰る際は、頑丈かつ保冷力も高いクーラーボックスがおすすめ。
車に積んでおくだけで、あとは購入したお魚を氷と一緒に入れておくだけ!

車で行く方はクーラーボックスもぜひご一緒に!
那珂湊おさかな市場の概要
名称 | 那珂湊おさかな市場 |
---|---|
所在地 | 茨城県ひたちなか市湊本町19-8 |
営業日
土日祝日 | 全店営業 |
---|---|
年末 | 12/28~31まで全店営業 ※物販店は朝5時頃から開店準備と共に営業 ※一部の飲食店は朝6時から営業 |
年始 | 1/1は一部の店舗が営業 1/2以降は全店営業 |
GW | 全店営業 |
お盆 | 全店営業 |
定休日
那珂湊おさかな市場では、全店休業という定休日は設けられておらず、各店舗ごとに定休日が定められています。
お目当ての店舗があれば、事前にその店舗の情報を確認しておくのが良いでしょう。

アクセス
那珂湊おさかな市場へは、車か電車で行くのが便利です。
車の場合 | ひたちなかI.C下車のち左折-245号線(那珂湊) |
---|---|
電車の場合 | ひたちなか海浜鉄道湊線(那珂湊駅)下車10分 |
駐車場

駐車料金は車種によって異なります。
車種 | 料金 |
---|---|
普通車 | 100円 |
乗合型自動車 | 210円 |
大型乗合型自動車 | 340円 |

干物や加工品をお土産として持ち帰るなら、車で行くのがおすすめです!
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店舗一覧

お食事処
おさかな市場のおすすめは、なんといっても朝一番で水揚げされた海鮮を使ったお寿司や海鮮丼。
その日一番の新鮮な味わいを楽しむことができます。

店舗名 | 営業時間 | 定休日 | おすすめ料理 |
---|---|---|---|
那珂湊 海鮮丸 | 平日 10:00~16:00 土曜 10:00~16:00 日祝 10:00~16:00 | 木金(祝日営業) | ・地魚満載! 名物!!炙り丼 2,200円(税込) ・湊の浜めし 2,090円(税込) ・貴方の4丼・3丼 4丼 2,750円 / 3丼 2,200円(税込) |
浜小屋 | 平日 10:00~16:00 土曜 8:30~15:30 日祝 8:30~15:30 | 月・火(祝日営業) | ・名物!三浜丼 2,200円(税込) ・とろ鯖&トロサーモンハラスの焼魚定食 1,980円(税込) ・キンキ煮魚定食 3,080円(税込) |
お食事処 小舟 | 平日 10:30~18:30(LO.18:00) 土日祝 9:30~18:30(LO.18:00) | 第2・第4金(祝日営業) | ・さざ波丼 2,100円(税込) ・海女ちゃん丼 1,080円(税込) ・浜っ子丼 1,500円(税込) |
地魚安處宴 久楽 | 平日 11:00~19:30(LO.19:00) 土日祝 11:00~19:30(LO.19:00) | 火(祝日営業) | ・久楽(海鮮)丼 1,780円(税込) ・おさしみ定食 2,160円(税込) ・天丼 1,580円(税込) |
お食事処 三代目 魚一 | 平日 11:00~15:00 土日祝 9:00~16:00 | 水(祝日営業) | ・海鮮丼<豪華8点盛> 2,000円(税抜) ・選べる地魚二点盛定食 1,500円~(税抜) ・海鮮炭火焼 300円~(税抜) |
海鮮すし 海花亭 | 平日 11:00~17:00 土曜 10:30~18:15 日祝 10:30~18:15 | 水(祝日営業) | ・那珂湊 浜の地魚にぎり 2,750円(税込) ・春色にぎり 2,090円(税込) ・ごっそり海鮮丼 2,200円(税込) |
海鮮処 海門 | 平日 9:30~15:30 土曜 8:15~16:00 日祝 8:15~16:00 | 木(祝日営業) | ・地魚・夏魚満載! 13ネタ入! 名物!! まかない丼 2,200円(税込) ・浜の八福天丼 1,980円(税込) ・とびきり舟盛定食 2,860円(税込) |
海産物販売店

店舗名 | 営業時間 | 定休日 | おすすめ商品 |
---|---|---|---|
三代目 魚一 | 平日 7:00~16:00 土日祝 7:00~16:30 | 水(祝日営業) | ・那珂湊漁港水揚げ活魚 2,500~10,000円(税込) ・那珂湊漁港地魚セット 1,500円〜(税込) ・海産物 1,000円〜(税込) |
丸喜水産 | |||
珍味処 磯蔵 | 平日 9:00~17:00 土日祝 9:00~17:00 | 水(祝日営業) | ・しらす 200~500円(税込) ・小女子(こうなご) 250~500円(税込) ・味付貝柱 650円・1,800円(税込) |
カクダイ水産(株)お魚市場店 | 平日 8:00~17:00 土日祝 8:00~17:00 | 水曜日(不定休) | ・とろさばみりん干 4枚入 1,200円(税込) ・茨城の地魚 干物セット 1,200円(税込) ・しらす干 540円(税込) |
魚問屋 丸八水産 | 平日 7:00~17:00 土日祝 7:00~17:00 | 不定休 | ・自家製 さんまみりん干 1,000円(税込) ・刺身用まぐろ 時価(税込) ・鮮魚 時価(税込) |

新鮮な魚介類がたくさん!新鮮な地魚や魚介類をぜひ味わってみてください♪
周辺のおすすめスポット
ひたち海浜公園や那珂湊の周辺には、他にも楽しめるスポットがいくつかあります。
気になるスポットがあれば、ぜひついでに足を運んでみるのもおすすめです。

周辺の人気スポットをいくつか紹介します!
アクアワールド茨城県大洗水族館

アクアワールド茨城県大洗水族館は、茨城県大洗町にある関東最大級の水族館で、海の生物や環境について学べる総合ミュージアムです。
特にサメの飼育種類数が日本一で、約60種類のサメが展示されています。
また、マンボウ専用の巨大水槽や、約2万匹のイワシが群れをなす大水槽も見どころの一つです。
さらに、イルカやアシカのショー、タッチングプールでの体験型プログラムなど、子どもから大人まで楽しめるアクティビティが充実しています。
夜間営業「NIGHT AQUAWORLD」では、夜の水族館ならではの幻想的な雰囲気を楽しむこともできます。

動物に癒されるのも良いですよね
大洗マリンタワー

大洗マリンタワーは茨城県大洗町にある高さ60mのシンボルタワーで、海をテーマにしたモダンな三角形のデザインが特徴です。
展望室は地上約55mに位置し、360度のパノラマビューを楽しむことができます。

晴れた日は富士山や日光連山、筑波山などの絶景を望むことができます!
タワー内には展示コーナーやカフェがあり、地元の特産品や観光情報も充実しています。
また、屋外広場では季節ごとに様々なイベントが開催されることもあります。
周辺温泉

ひたちなか温泉 喜楽里別邸
高濃度炭酸泉や掛け流し露天風呂が楽しめる大人向けの温泉施設です。岩盤浴やリラクゼーションメニューも充実しており、ゆったりとした時間を過ごせます。
阿字ヶ浦温泉のぞみ
地下1504mから湧き出る温泉で、太平洋を一望できる露天風呂が魅力です。湯上がり後も体がポカポカし、お肌もツルツルになると評判です。

せっかく遠出するなら、泊まりで温泉に行くのも良いですよね!
偕楽園

偕楽園は茨城県水戸市にある日本庭園で、日本三名園の一つに数えられています。
1842年に水戸藩第9代藩主の徳川斉昭によって造園され、「領民と偕(とも)に楽しむ場」として開設されました。
園内には約100品種、3000本の梅が植えられており、早春には観梅客で賑わいます。
また、園内には徳川斉昭が設計した木造建築「好文亭」があり、詩歌や慰安会が催される場として利用されていました。
偕楽園は「陰」と「陽」の世界観を意識して造られており、静けさと明るさのコントラストを楽しむことができます。
さらに、季節ごとに桜、ツツジ、萩などの花々が咲き誇り、訪れる人々に四季折々の美しさを提供しています。

歴史と自然が融合した偕楽園は、散策や観光にぴったりの場所です。
まとめ:ネモフィラから海の幸まで茨城の魅力を堪能しよう!
ひたち海浜公園と那珂湊は、ネモフィラの絶景と新鮮な海の幸という、自然と食を同時に楽しめる観光地です。
ひたち海浜公園で春限定の青いネモフィラの花畑が織りなす景色を堪能した後は、那珂湊のおさかな市場でおいしい海鮮料理を満喫してみてはいかがでしょうか。
この2つのスポットを訪れるだけで、茨城が持つ自然の美しさと食の魅力を一気に味わうことができます。
また、周辺には温泉施設も点在しており、旅の疲れを癒すのにも最適です。
一日を通してネモフィラとグルメを楽しむルートを組むことで、茨城旅行が特別な思い出になることでしょう。

ぜひ春の旅行計画に取り入れてみてくださいね!
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