今回は、愛知県津島市にある天王川公園で毎年4月下旬〜5月上旬に開催される「尾張津島 藤まつり」についてお伝えします。
藤まつりの開催概要や藤まつり期間中の公園内の様子、駐車場について詳しく解説しますので、ぜひ藤まつりへ行かれる際の参考にしてみてくださいね。
天王川公園(てんのうがわこうえん)とは?

「天王川公園」は、愛知県津島市にある、楕円形の大きな「丸池」を中心とした外周2kmほどの広々とした公園です。
天王川公園はさまざまな木や花が植えられており、春・夏・秋・冬それぞれに異なる趣があるため、季節の移り変わりを感じることができます。
公園内のアップダウンも少なく、ウォーキングやランニングをしたり、広場でのんびりと過ごしたりと、人々が思い思いに過ごすには最適な公園となっています。
天王川公園の概要

所在地 | 〒496-0853 津島市宮川町1丁目 |
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定休日 | なし |
アクセス方法
天王川公園へは、徒歩・電車・車などで行くことができます。
- 津島駅から約15分(1km)
【尾張津島 藤まつり】イベント概要

開催概要


毎年、藤の花が綺麗に咲く4月下旬から5月上旬にかけて行われるイベントで、正式名称は「尾張津島 藤まつり」といいます。
昼間は露天やキッチンカーの出店、野点や移動動物園などのイベントが行われ、夜間は藤棚のライトアップもされます。
開催日 | 2024年4月13日(土)~29日(月・祝) |
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開催時間 | 公園内への出入りは24時間可能 【ライトアップ】18:30~21:00 |
開催場所 | 天王川公園及びその付近 |
所在地 | 〒496-0853 津島市宮川町1 |
入園料 | 無料 |
駐車場 | 有り(公園駐車場/臨時駐車場) |
トイレ | 有り ※ 天王川公園内および、尾張津島観光センター(津島神社南鳥居) |
問い合わせ先 | ●0567-55-9663(津島市建設産業部産業振興課) ●0567-55-9687(津島市建設産業部都市整備課) ●050-8887-2386(4月1日以降)(天王川公園指定管理者) 《受付時間》9:00~17:00 ●0567-28-8051(津島市観光協会) 《受付時間》9:00~17:00 |
開催期間
令和6年(2024年)は、4月13日(土)~29日(月・祝)に開催されます。
藤棚のライトアップ時間
18:30~21:00 ※雨天でも実施(藤の開花状況により、実施しない場合あり)
会場自体は普通の公園なので24時間いつでも入場は可能ですが、駐車場や各店、イベント等の営業時間は別途異なりますのでご注意ください。
主催者・運営者
主催 | 津島市 |
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後援 | 名古屋鉄道株式会社 |
企画・運営・お問い合わせ | 天王川公園指定管理者 |

市が運営するイベントなので、安心して参加できますね!
2024年(令和6年)の藤の見頃はいつ?

例年、4月下旬〜5月上旬が見ごろと言われている天王川公園の藤ですが、2024年はいつが見ごろなのでしょうか。
2024年4月の開花状況
- 4月3日(水):全体的に蕾が膨らむ
- 4月13日(土):一分咲き
- 4月15日(月):二分咲き
- 4月18日(木):六分咲き
- 4月20日(土):見頃

咲き始めてから一気に開花がすすみ、20日には見頃を迎えたようです!
参考:2023年の開花状況
昨年2023年には六分咲きの頃に観に行きましたが、それでもかなり綺麗で、十分に藤の花を堪能できました!
参考までに、昨年の開花状況も記載しておきますね。
- 4月12日(水)時点:5分咲き
- 4月17日(月)時点:7分咲き

2023年の場合、実際に私が見に行った4/16(日)時点では、約6割ほどが開花している状態でした。
全体的には「綺麗に咲くのはまだまだ先かも…」と感じるほどではありましたが、藤棚エリアの中でも特に濃い紫色の藤が集まった一部など、8分咲きくらいの綺麗な藤が見られる場所もありました。
また、藤棚エリアにある水路には、ちらほらと散り始めた藤の花が浮いており、満開の状態を見られる期間は思いのほか短いようにも思えました。
開花情報は、天王川公園サービスセンターのInstagramにも随時アップされています。
ぜひこちらもチェックしてみてください。
【尾張津島 藤まつり】の駐車場の利用について

期間中の駐車場について

通常、公園内駐車場の利用時間は5:00〜22:00となっており、普段は無料で停められますが、藤まつりの開催期間中は有料の時間帯が設けられます。
また、駐車場は公園内に2箇所ありますが、藤まつり開催期間中は多くの人が集まるため、公園から少し離れた場所に臨時駐車場が設けられます。
天王川公園の周囲には生活道路がいくつかあり、関係者以外の侵入が制限されている道路もありますので、駐車場入り口までの道順にはご注意ください。

藤まつり期間中の土日は特に周辺の道路が混雑するので、車で行く場合、待つのを覚悟で公園内駐車場を目指すか、最初から臨時駐車場へ向かうか、はたまた他の有料駐車場を予約して悠々自適に行くか…悩みどころですね。
公園内駐車場(P1・P2)
駐車場名 | 営業日時 | 営業時間 | 駐車料金 | 収容可能台数 | 概要 |
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P1駐車場 | 4月13日(土) 〜29日(月) | 8:30~20:30 | 1日1台1回1,000円 | 310台 | 天王川公園の北東側にある駐車場です。 公園内の砂利のところに停める形になります。 |
P2駐車場 | 4月13日(土) 〜29日(月) | 8:30〜20:30 | 1日1台1回1,000円 | 50台 | 天王川公園の南側の藤棚近くにある駐車場です。 中地町交差点を北上してすぐのところにある、整備された駐車場です。 |
藤まつり開催期間中は、公園駐車場への侵入経路は中地町交差点を北上して入場するよう公式での案内があります。
また、一方通行規制のされている道路もありますのでご注意ください。
中地町交差点を北上してすぐにあるP2駐車場が空いていたらP2駐車場へ、空いていなければP1駐車場へ案内される、という流れのようです。
臨時駐車場(P3・P4)
駐車場名 | 営業日時 | 営業時間 | 駐車料金 | 収容可能台数 | 概要 |
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南小学校臨時駐車場 (P3) | 4/20(土)・21(日)・27(土)・28(日)・29(月) | 9:00〜16:00 (閉鎖時間17:00) | 1日1台1回 500円 | 160台 | 天王川公園の南東方向にある小学校です。 天王川公園までは徒歩約15分の距離にあります。 |
海西公園臨時駐車場 (P4) | 4/20(土)・21(日)・27(土)・28(日)・29(月) | 9:00〜16:00 (閉鎖時間17:00) | 無料 | 160台 | 天王川公園の南西方向にある公園です。 天王川公園までは徒歩約20分の距離にあります。 |
指定日のみにはなりますが、藤まつり期間中は公園内駐車場以外にも臨時の駐車場が設けられます。
「どうしても公園の近くじゃないと嫌だ!」という人以外は、こちらの方が早く停められるかもしれません。
また、料金も、公園内駐車場の半額もしくは無料となっており、お得です。
臨時駐車場は、利用可能日時が公園内駐車場とは異なります。
藤棚のライトアップ時間には閉鎖されてしまうのでご注意ください。
2024年は海西公園臨時駐車場が無料ということもあり、車で来る人たちはこちらの駐車場を目当てに殺到し、周辺道路や駐車場がかなり混雑することが予想されます。
車を停められるまでにはかなりの時間を要する可能性もありますので、注意しましょう。
駐車場の混雑状況(2023年の場合)
私は2023年4月16日(日)の13:30ごろに到着しましたが、中地町交差点周辺は天王川公園駐車場へ北上する車でかなり混雑していました。
南小学校方面から向かいましたが、反対車線からの左折する車が多く、中地町交差点を右折での侵入はかなり厳しい状況でした。

反対車線の左折車が多く、右折ができないまま信号が赤に変わってしまい、危うく交差点内で止まってしまうところでした
公園内駐車場を利用される方は、中地町交差点を左折で北上できる道順で行かれることをおすすめします。
また、公園が近くなるにつれ、「藤まつり開催期間中は道路が渋滞します」の看板を見かけたので、土日やGW期間中などは相当混雑するのが予想されます。
駐車場への入り方
肝心の駐車場への入庫ですが、まずは中地町交差点から北上してすぐのP2駐車場に空きがあれば、P2駐車場へ案内されます。
私は運よく到着したタイミングで出庫する車がいたため、駐車場整備の人にP2駐車場へ入るよう案内されましたが、他の車はそのまま北上してP1駐車場の方へ行くように指示されていたようでした。
P2駐車場だけでも駐車場整備の人が3・4人いたので、駐車にあたっての大きな混乱はなかったように思います。
料金の支払い方法
P2駐車場に関しては、よくあるゲート式の入り口で、入る時に前払いで料金を支払いました。
駐車券などは発券されず、帰りは特に何も操作することなく出られます。
バイク・自転車は停められる?
原付・自転車に関しては、P2駐車場の近くに停めてあるのを見ましたが、正しい場所かは不明です。

リサーチ不足ですみません!
藤が見られるエリア

藤のある場所

天王川公園内には、大きく分けて以下の3カ所に藤の花があります。
- 公園南側の藤棚エリア
- 公園北側の丸池エリア
- P2駐車場のすぐ裏手にある藤棚
藤棚エリア
メインは、公園南側にある藤棚エリアです。
こちらのエリアには、長さ275m、面積5034㎡にも及ぶ藤棚があり、その下を流れる水路も相まって、風情あふれる場所となっています。
また、1本の大きな天翔の藤や藤のトンネルなど、さまざまな種類の藤を思う存分堪能できるエリアとなっています。
丸池エリア
丸池エリアには、赤い橋を渡って行くことのできる中之島があり、藤棚エリアとは異なる趣を感じられてとても素敵な雰囲気です。
P2駐車場の裏手
また、P2駐車場の裏手にも少しだけ藤棚が連なっているところがあり、公園南側から入る方や、P2駐車場を利用する方は、到着してすぐの瞬間から藤を楽しめることと思います。
藤の種類

天王川公園で咲いている藤の花の色は、紫・薄紫・ピンク・白と様々です。
九尺藤(キュウシャクフジ)を中心に、紫加比丹藤(ムラサキカピタンフジ)、白加比丹藤(シロカピタンフジ)など、天王川公園には12種類の藤があり、様々なの藤の色合いを楽しめます。
こんなにも多種多様な藤を楽しめる場所は、なかなかないのではないでしょうか。
各種イベントについて

2024年は、日にちよって異なりますが最大で54店舗の屋台が開くそうです。
土日限定かもしれませんが、今年は夜のライトアップの時間帯にも屋台が開いているみたいです。
2023年の場合
私が行った2023年は、公園中央のグルメエリアに露店・キッチンカーが合わせて6~7台ほどあり、軽食程度なら公園内で揃えることが可能でした。
出店数は少ないですが、王道の軽食類は押さえている感じでした。(毎年同じ内容かどうかは不明です)
また、グルメエリアからは少し離れていましたが、藤の苗木を販売しているところや、藤棚の中に野点やお抹茶を楽しめる休憩所もありました。
屋台で販売されていたもの
- たこ焼き
- 牛タン串
- 肉巻きご飯
- ベビーカステラ
- からあげ
- 焼きそば
- かき氷
- わらびもち
- 津島レンコン
- ペットボトル飲料
- 各種お土産 など
露天・キッチンカーの混雑状況
私は2023年4月16日(日)の14:00ごろにグルメエリア周辺に到着しましたが、たこ焼き・牛串など、人気のお店にはすでに長蛇の列がありました。

出店数が少ないから、人が集中するのはある程度仕方ないのかも…
軽食を買うのも一苦労…!
お腹がペコペコだった私は、まずは焼きそばのお店に並びました。
…が、運悪く、前の数組が進んだあたりで目的の焼きそばが売り切れてしまい、15時ごろに麺が再入荷されるまで販売終了とのことで、一旦焼きそばを買うのは諦めることになってしまいました。(涙目)
そこで、今度はたこ焼き屋に14:30ごろから並び始めましたのですが、店員が少ないためか、なかなか列が進まず、30分ほどが経ったあたりでようやくたこ焼きを入手することができました。

これまでの人生、こんなにもたこ焼きを想い焦がれた30分はなかった…
そしてそのタイミングで、材料がなくなったためか、私の次に並んでいる人でたこ焼きも販売終了とのことでした。

もっと…材料を多めに持ってきておいてくれ…!(涙)
16:00ごろにはほぼ全ての出店が終了
その後、他のお店も15時ごろには閉まり始め、16:00にはほぼ何も売っていない状況でした。
もし昼過ぎの到着を目標として行かれる場合には売り切れにご注意ください。
2024年のイベント
藤まつりの期間中は公園内各地で各種イベントが開催されるようです。
イベント名 | 開催日時 |
---|---|
ライトアップ | 18:30〜21:00 ※開花状況により変更の可能性あり |
野点 | 2024年の詳細不明 (2023年は10:00〜16:00で開催) |
休憩所・トイレの場所

トイレ
トイレは、公園北側・公園中央・公園南側の3カ所にあります。
個室の数は多くはないので、時間帯によっては混雑するかもしれません。
休憩所
公園内には各地にベンチがあるほか、イベントエリア周辺の広場にはテーブル付きの休憩所もあり、疲れた時に休める場所を探すのには困らないように感じました。
ただ、休日で人手の多いお昼時などは、食事を取る人でベンチが埋まってしまうこともあるかもしれません。
子連れ・ペット同伴での参加

天王川公園には、子ども連れ・ペット連れの人が数多く来場していました。
天王川公園の藤まつりは、子どもやペットと一緒の方も気軽に参加できるイベントだと思います。
子どもたちに人気の広場や遊具がある
公園中央には、のびのびと遊べる芝生の広場や大型の遊具・アスレチックもあり、子どもたちの活気に溢れていました。
緑も多く、家族で訪れるには素晴らしい公園・イベントなのではないでしょうか。
落ち着いた場所もあり、大人ものんびりと過ごせる
藤棚エリアやイベントエリア、グルメエリアを少し離れた南側には、あまり人の多くない木陰もあるので、一息つきたい場合やゆっくりと過ごしたい方にとっても過ごしやすい公園だと思います。
丸池には柵がないので注意
2023年4月現在、丸池の周囲には簡易的なガードレールが立てられているだけで、子どもが簡単にすり抜けて池に入ることができてしまう作りになっていました。
おそらく今後、ちゃんとした柵ができるのだとは思いますが、小さい子どもを連れている方は、子どもから目を離さないようにご注意ください。
まとめ

2024年(令和6年)開催の天王川公園「尾張津島藤まつり」についてお伝えしました。
天王川公園の藤まつりは、家族連れ、カップルや夫婦、ペット連れなど、様々な方に楽しめるイベントとなっています。
様々な藤も楽しめて、かつ食事もできたり、広場で遊べたりと、きっと有意義な1日を過ごすことができることと思います。
愛知県の中でも屈指の美しい藤棚が見られる天王川公園に、ぜひ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
ぜひ、藤の花が綺麗に見られる季節には、「尾張津島藤まつり」に行ってみてくださいね。